愛犬がなつく方法とは?なつきやすい人の特徴や注意すべきポイントを紹介
突然ですが、かわいい愛犬はあなたになついていますか?家族と同じように接していても、自分にだけなつかない場合もありますよね。実は、犬がなつきやすい人にはいくつかの共通した特徴があります。今回は、犬になつかれやすい人の特徴と愛犬に嫌われないようにするための注意点について、詳しく解説していきます。
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目次
犬になつかれやすい人の特徴
人間同様、犬にも「好きと思える人」や「嫌だと感じる人」がいます。愛犬に好かれるためには、犬になつかれやすい人の特徴を知っておくと良いでしょう。
適度な距離感をキープする
犬は、自分との適度な距離感をキープしてくれる人になつくようです。自分からアクションを起こさず、犬の方から興味を持ってにおいを嗅ぎにきたり、近づくまで待っていてくれる人に好意を持ちます。いきなり触ってきたり、眠いのに話しかけてきたりする人には、嫌がって近づこうとしなくなります。
優しく穏やかな雰囲気のある人
犬がなつきやすい人は、優しくて穏やかな雰囲気のある人が多いです。ゆっくり穏やかに話しかけてきたり、落ち着いた感じがする人には、犬自身が近寄って行って、挨拶するようなしぐさをしたり、接触しようとしたりする傾向があります。
かわいいワンちゃんを見ると、ついハイテンションになって駆け寄る人がいますよね。しかし実は、犬はテンションの高い人が苦手です。そのため、子供が苦手な犬もたくさんいます。
犬の「カーミングシグナル」に敏感
犬は自分の立場や気持ちを伝えるために、いろんな行動をとったりサインを送ったりしています。この仕草は「カーミングシグナル」と呼ばれていて、一種のボディーランゲージとも言えます。
通常犬は、自分の興奮や不安を抑えて落ち着かせたい時は地面のにおいを嗅ぎますし、感じているストレスを落ち着かせるためには自分の鼻を舐めます。人間に伝わる言葉を発せられない代わりに、行動や仕草で伝えようとしているのです。犬は、このシグナルに敏感な人になつきやすいです。
愛犬に嫌われないための注意点
では、逆に大好きな愛犬に嫌われないようにするには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。ここで、いくつかのポイントを詳しく見ていきましょう。
犬の様子を見ながら接してみて
犬は、自分と適度な距離を保ってくれて、穏やかな雰囲気を持つ人が好みです。言葉で気持ちを伝えられない分、人の心情やその場の空気感にとても敏感なのです。愛犬に嫌われないようにするには、犬の様子を見ながら接するようにしてください。
愛犬が自分の方に近づくまでじっと待ってみて、近づいてきたら、まず自分の手のにおいを嗅がせてみてください。嫌がる素振りを見せなければ、ゆっくりと下あごや胸のあたりを触ってみて、優しく撫でてあげましょう。
笑顔でのコミュニケーションを
愛犬との仲を深めるためには、笑顔で接することも大切です。犬は人間の表情を読み取ることができるため、あまり感情を表さない人にはストレスを感じてしまうケースもあります。
愛犬にストレスを与えないためには、「一緒にいて楽しい」という気持ちを、笑顔で表現して分かりやすく伝えてあげなければなりません。そのためにも、愛犬と一緒にいる時は、笑顔でコミュニケーションを取るようにしてください。
声のかけ方も大切
愛犬に対する声のかけ方にも、注意が必要です。犬は人が発する声のトーンから、その人の気持ちを汲み取っているのです。
低めのトーンやぶっきらぼうな物言いだと、犬は「嫌われている」「叱られている」と感じてしまいます。愛犬に好かれたいのであれば、普段よりちょっとだけ高めに、明るいトーンで声をかけてみてください。できれば、ゆっくりと優しい口調にしましょう。そうすることで愛犬との距離が近づきやすくなりますよ。
実は性別も関係する!
実は、犬がなつく、なつかないということに人の性別も関係していて、初対面の人が犬自身と異なる性別の相手だと、なつきやすい傾向にあるようです。愛犬が自分と同姓であればなつくのに少し時間がかかるかもしれませんが、その後のコミュニケーションのとり方次第で、いくらでも仲良くなることができます。
愛犬の気持ちになって楽しくコミュニケーションをとってみよう
愛犬がなかなかなついてくれない場合には、何かしらの原因があります。なついて欲しい気持ちだけでなく、自分から歩み寄る努力が大事です。今回の記事を参考にして、かわいい愛犬の気持ちになって、楽しくコミュニケーションをとるようにしてみましょう。