粘土作家になるまで 〜幼児編〜
毎日せっせと砂場でお仕事
ハンドメイドで粘土好きな方は多いと思いますが、粘土で生きていこう!なんて思う人は少ないですよね。
私は、気合いを入れて生きてきたタイプでもなく、
あきっぽいし、努力家でもない。
でもただ一つ、やめる気がしなかったのが粘土なんです。
原点は砂場
歩けるようになった2、3歳の頃から、とにかく砂場が好きでせっせと通っていたそう。
砂場の常連。
私は立川の平家が集まる集合住宅で幼児期を過ごしました。
住宅の真ん中に公園があり、そこに砂場がありました。
近所のおじさんおばさんがみんな親戚みたいな場所。
今の時代では考えられませんけど、一人砂場が日課。
バケツを持ってせっせと砂場に通ってたそう。
でも母が見に行くと砂場にいないこともあって、どなたかの家で一休みしておやつを食べるのも日課。
心配しないで公園に幼児を放置😅
昭和、温かいです。
粘土を触ることで、いろいろなインスピレーションが浮かんでくるようになった原点は、あの砂場だ!と今も
思ってます。
幼児を1人で外で遊ばせるなんて、今の時代許されませんけど、、、
きっとメルヘンの中にどっぷり使って、
小さいわたし、幸せだったんじゃないかな〜
27歳の時、その集合住宅が取り壊されると聞き、わざわざ出かけました。
砂場は思ってたよりものすごく小さくて、
記憶なんてあまりないのに、
キュ〜ンとしたのを覚えてます。
大らかに見守り、放置してくれた優しいおばさまたち、
ありがとうございました。
おかげで粘土作家になりました。
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