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長寿祝いは何歳から?由来や祝い方もご紹介!

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長寿祝いの歳の祖母と孫の手

 

健康に長く生きてきた方に対して節目でお祝いするのが長寿祝いです。有名なのは60歳の「還暦」で、赤いちゃんちゃんこを着てお祝いする、という行事は多くの人が聞いたことがあるのではないでしょうか。長寿祝いはそれ以外にも多くの種類があり、「還暦の時には赤いちゃんちゃんこ」のように長寿祝いには節目の名称に合わせたお祝いの仕方もあるのです。そこで今回は、さまざまな長寿祝いやそれにまつわる由来についてご紹介していきます。

この記事を読むための時間:3分

長寿祝いはいつから始まったもの?

今では当たり前のように長寿祝いをするようになっていますが、実は奈良時代から始まった祝いの風習で、今もなお引き継がれているものなのです!ここでは長寿祝いの歴史についてご紹介していきますので、長寿のお祝いと一緒に豆知識として話してあげてみて下さい。

奈良時代からの古い歴史を持つ祝い

長寿祝いの風習が始まったのは奈良時代頃とされており、そもそもは中国から伝わったもので、当時の長寿祝いは40歳からでした。それは中国に由来する年齢の名称に40歳が「初老」と呼ばれていたことにあります。その後、時代が進んでいくうえで平均寿命が伸びて、室町時代には60歳の「還暦」からお祝いするようになったようです。また、一般庶民にまで長寿祝いをすることが広まったのは江戸時代からだと言われています。

数え年と満年齢のどちらでもOK

日本には「数え年」「満年齢」という2つの年齢の数え方があります。数え年とは「0歳を1歳」のように実年齢よりも1つ上に数える方法で、満年齢とは一般的な年齢の数え方をあらわします。数え年という年齢の数え方は今ではあまり行わなくなりましたが、年齢に関するお祝い事では現代でも使われることがあります。

 

では、長寿祝いはどちらで行えばよいのでしょうか。実はどちらの数え方でも構いません。ご高齢の方の中には自分の年を数え年で数えている方がいらっしゃいます。お祝いをする前に現在何歳なのかを本人に確認し、それに合わせたお祝いをしてあげるとよいでしょう。

長寿祝いには由来がある

長寿祝いには年齢に沿った由来とテーマとなる色があります。お祝いをする時にはその由来と、テーマカラーに合ったものを用意してあげましょう。そうすることで今までの感謝の気持ちとこれからの長生きへの願いを合わせてお祝いできます。

長寿祝いの一覧と由来

では、長寿祝いにはどのような由来とテーマカラーが決められているのでしょうか。ここでは60歳から100歳までの長寿祝いについて表を使ってご紹介します。長寿祝いのお祝いのプレゼントにはぜひご活用ください。

 

年齢

名称

由来

60歳

還暦

生まれ年の干支になることで生まれ直すという意味

70歳

古希

中国の詩人である杜甫による「人生七十古来稀なり」という言葉のよるもの

77歳

喜寿

漢字の「七」を3つ重ねた文字が「喜」という文字の草書体なので

80歳

傘寿

金茶

「傘」の略字が「八」と「十」に分解できる

88歳

米寿

金茶

「米」の字が「八」、「十」、「八」に分解できる

90歳

卒寿

「卒」の字を略字にすると「九」と「十」に分解できる

99歳

白寿

「百」から「一」引くと「白」だから

100歳

百寿

100歳だから。1世紀生きたことから「紀寿」とも言う

長生きしてもらうためにもお祝いをしましょう

「いつも元気そうだなあ」と親を見て感じることも多いかもしれませんが、自分が毎年歳を重ねているように親も同じく年齢を重ねています。健康で長生きをしているなら、なおさら長寿祝いの時は家族みんなでお祝いをしましょう。節目の名称の時は、普段はなかなか言えない感謝の気持ちも添えて、これからのさらなる健康を願ってあげてください。

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